10月18日の大規模抗議集会「No Kings」について

On October 18, millions of us are rising again to show the world: America has no kings, and the power belongs to the people.

どもども皆様こんにちは、朝夕ちょっと肌寒い季節となってきましたが、お元気でお過ごしでしょうか。

さて、10月18日、全米50州の数百の都市で「No Kings」と呼ばれる大規模な抗議集会が予定されています。今回のデモは、6月中旬に数千人が参加した同様の抗議の続編で、組織者によると「米国史上最大の単日デモ」になる可能性があります。

「No Kings」運動は「アメリカに王はいない。(No Kings)権力は国民にある」 という理念に基づき、権威主義への反対と民主主義の擁護を掲げた全国的な抗議活動です。

まぁ直接的には、トランプ政権の独裁的傾向(例: 言論統制の試みや政治的極端主義)に対する反対を表明し、民主主義の防衛を呼びかける、といった事が目的かと思います。

ちなみに、ロサンゼルス近辺では、次のような場所でデモが予定されています。

– ロサンゼルス(ダウンタウン):Gloria Molina Grand Park, Los Angeles(13:30-17:30)
– ビバリーヒルズ:Roxbury Park, Beverly Hills(14:00-16:00)
– トーランス:Torrance City Hall, Torrance(10:00-12:00)
– ロングビーチ:Ocean & Junipero, Long Beach(12:00-15:45)
– サンタモニカ:Palisades Park, Santa Monica(11:00-13:00)
– アナハイム:Yorba Park & Green Space (Adjacent to Orange Dog Park), Orange(10:00-12:00)

詳しくは、主催者のサイト(nokings.org)をご参照ください。

No Kings のデモ自体は基本的に「非暴力・平和的な市民行動」となっていますが、過去に警官隊との衝突なども発生している事から不測の事態に巻き込まれないよう、ご注意ください。

以下、領事館のお知らせから一部を引用させて頂きます。

在留邦人及び当地滞在中の邦人の皆様におかれましては、外出される際には治安当局の発表や報道等により、常に最新情報の入手に努めるとともに、抗議集会やデモ行進には安易に近づかない、また予期せず抗議集会やデモ行進に遭遇した場合には、速やかにその場を離れるなど、安全確保に十分注意を払ってください。

特に、車両の場合はデモに巻き込まれると身動きができず、落書きや破壊行為を受ける可能性も排除できないのでご注意ください。さらに、抗議集会など人が多く集まる場所や特定の施設(政府関連施設、観光名所、ショッピングモール、宗教施設、公共交通機関など)では、テロの危険が高まります。常に周囲の状況に警戒し、不測の事態に巻き込まれないよう注意してください。

抗議集会やデモ行進の周辺道路では、交通規制等により渋滞の発生や、バスなどの公共交通機関の運行に影響が出る可能性がありますので、時間に余裕をもって行動いただくとともに、あらかじめ迂回ルートを想定しておいてください。

在ロサンゼルス日本国領事館からのお知らせより
ItalianAce, CC BY-SA 4.0 , via Wikimedia Commons

6月のロサンゼルス市役所の前でのデモの様子 ItalianAce, CC BY-SA 4.0 , via Wikimedia Commons