
台北(タイベイ)旅行で、夜市や台北101(タイベイ101)などの定番とは少し違った新しいスポットへ行ってみたい人におすすめなのが「遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)」です。
遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)は、台北大巨蛋(タイベイ・ダージューダン/台北ドーム)を囲むようにつくられた大型商業エリアです。
台北大巨蛋(タイベイ・ダージューダン)というと野球の試合やコンサートが開催される大型スタジアムとして知られていますが、周辺にはレストランやカフェ、映画館、ショッピング施設などが段階的にオープンしてきました。
2026年8月22日には、最後の大型エリアとなるB区「莫內花園(モーネイ・ホアユエン)」も試営業を開始。これによって、遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)の4つのエリアがそろいました。
全体には560以上のブランドが入り、飲食店だけでも150ブランド以上。海外ブランドの台湾初出店や、新しいコンセプトの店舗が多いのも特徴です。
今回は、遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)の4つのエリアの特徴と、立ち寄ってみたいカフェやグルメを紹介します。
遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)は4つのエリアに分かれている
遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)は、一つの大きな百貨店ではありません。
「光之花園(グアンジー・ホアユエン)」「莫內花園(モーネイ・ホアユエン)」「花園綠廊(ホアユエン・リュイラン)」「食尚庭園(シーシャン・ティンユエン)」という4つのエリアに分かれていて、それぞれ雰囲気や入っている店が異なります。
光之花園(グアンジー・ホアユエン)
映画やスポーツ、ファッションを楽しみたい人に向いているエリアです。
大型映画館「秀泰影城(シウタイ・インチョン)」があり映画を楽しめるほかNIKE STYLE、SALOMON、adidas Originals、THE NORTH FACEなど、スポーツやアウトドア系のブランドも集まっています。
台北大巨蛋(タイベイ・ダージューダン)でイベントを見る前後に映画やショッピングを楽しみたいときにも利用しやすいエリアです。
莫內花園(モーネイ・ホアユエン)
遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)の中心となる最も大きな商業エリアです。
B2から8階まであり、グルメ、カフェ、コスメ、ファッション、スポーツ、親子向け施設、家電、レストランなどが集まっています。
約3万坪の広さがありB2には約3,000坪のグルメエリア、3階にはカフェ、5階には親子向け施設、7~8階にはレストランが集まっています。
館内をゆっくり歩き途中で食事やカフェにも立ち寄るなら半日ほど楽しめるほどの広さです。
花園綠廊(ホアユエン・リュイラン)
台北大巨蛋(タイベイ・ダージューダン)の地下に広がる商店街です。
MRT國父紀念館駅(グオフー・ジーニエングアン駅)からもアクセスしやすく、飲食店やファストフード、コンビニ、スポーツ・フィットネスなど日常的に利用しやすい店が集まっています。
しっかりショッピングをするというより台北大巨蛋(タイベイ・ダージューダン)でのイベント前後に食べ物や飲み物を買ったりさっと食事を済ませたりしたいときに便利なエリアです。
食尚庭園(シーシャン・ティンユエン)
台北大巨蛋(タイベイ・ダージューダン)の外周に並ぶレストランエリアです。
百貨店のレストランフロアというより街中に並ぶ路面店のような雰囲気が特徴。
レストランやバー、ブランチ、夜遅くまで営業する店などが集まり台北大巨蛋(タイベイ・ダージューダン)でのイベント終了後にも食事を楽しめるようにつくられています。
初めて遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)へ行く場合はこの4エリアの中でも店舗数が多い「莫內花園(モーネイ・ホアユエン)」を中心に回ると分かりやすいでしょう。
遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)で立ち寄りたいおすすめカフェ&グルメ
神乃珈琲(カンノコーヒー)

3階でコーヒーを飲みたい人におすすめなのが「神乃珈琲(カンノコーヒー) KANNO COFFEE」です。
日本のドトールコーヒーグループが展開するプレミアムコーヒーブランドで遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)店は神乃珈琲(カンノコーヒー)初の海外店舗です。
豆の選定、ブレンド、焙煎、抽出までこだわり一般的な商業施設のカフェよりもコーヒーそのものをゆっくり楽しむことを重視しています。
実際に訪れた人からは、木を使った落ち着いた店内について「商業施設の中でも比較的静かでゆっくり過ごしやすい」という感想が出ています。
一度訪れた後に再訪した人もおり浅煎りのハンドドリップでは豆の香りや風味を楽しみやすかったと紹介されています。
遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)はかなり広いためショッピングの途中で一度座って休憩したいときにも利用しやすいカフェです。
gelato pique cafe(ジェラート ピケ カフェ)
同じ3階には、日本の「gelato pique cafe(ジェラート ピケ カフェ)」もあります。
遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)店の特徴は、カフェだけではなく、gelato piqueの洋服や雑貨と一緒になった台湾初の「服装×Café」複合店舗であること。
クレープを食べながら、そのまま店内でルームウェアなどを見ることができます。
看板メニューは、外側を香ばしく焼きながら中はやわらかく仕上げるフランス風のクレープ。
遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)店では通常の甘いクレープに加えて、台湾限定のスモークサーモンとアボカドを使った蕎麦粉のガレットや、子ども向けメニューも登場しています。
店内には高さ約2メートルの大きな「熊店長(ション・ディエンジャン)」もありカフェだけでなく写真を撮ったり買い物をしたりと、gelato piqueの世界観をまとめて楽しめるお店です。
2026年9月にオープンしたばかりなので現時点では遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)店そのものの口コミはまだそれほど多くありません。
スイーツ店というよりショッピングとカフェを一緒に楽しみたい人に向いています。
三麥茶樓 SUNMAI CHA(サンマイ・チャーロウ)

台湾らしいものを食べたい人におすすめなのが6階にある「三麥茶樓(サンマイ・チャーロウ) SUNMAI CHA」です。
台湾の人気レストラン「金色三麥(ジンソー・サンマイ)」を展開するグループが2026年に立ち上げた新しいブランドで、遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)が第1号店。
テーマは「吃茶、喝茶、生活茶(チー・チャー、ホー・チャー、ションフオ・チャー)」。
お茶を飲むだけではなく、台湾茶を料理の中に取り入れて食べるという、新しい台湾料理を楽しめるレストランです。
阿里山金萱烏龍(アーリーシャン・ジンシュエン・ウーロン)や紅烏龍(ホン・ウーロン)貴妃烏龍(グイフェイ・ウーロン)などの台湾茶をスープや肉料理、麺料理、デザートなどに使用しています。
なかでも面白いのが「三部曲鐵觀音牛肉麵(サンブーチュー・ティエグワンイン・ニウロウミエン)」。
最初に鐵觀音(ティエグワンイン)の茶湯を味わい、その後に牛肉麵(ニウロウミエン)を食べ、最後は花椒(ホアジャオ)を使った麻辣(マーラー)スープを加えるという一杯で味を変化させながら食べる牛肉麺です。
実際に食べた人からも、単に料理へお茶の味を付けただけではなく鐵觀音(ティエグワンイン)の香りと牛肉スープが意外と自然に合い最後に麻辣(マーラー)を加えると味の印象が大きく変わるところが面白いと評価されています。
台湾茶というと茶藝館(チャーイーグアン)で飲むイメージがありますが、少し違った形で台湾茶を楽しんでみたい人にもおすすめです。
Chatterbox Café(チャターボックス・カフェ)
7階「世界風味花園(シージエ・フォンウェイ・ホアユエン)」で注目されているのが、シンガポール料理の「Chatterbox Café(チャターボックス・カフェ)」です。
Chatterboxは1971年にシンガポールで誕生し、「Mandarin Chicken Rice(文華鶏飯/ウェンホア・ジーファン)」で知られるレストラン。
これまでシンガポール旅行で食べるイメージが強かった料理を、遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)の台湾初店舗で楽しめるようになりました。
看板商品の**海南鶏飯(ハイナン・ジーファン)**は、やわらかく滑らかな鶏肉と、鶏のうま味を含んだご飯を一緒に食べる料理。
チリソース、生姜ソース、甘みのある黒い醤油などを好みで組み合わせながら食べることができます。
実食レビューでも、特に鶏肉のやわらかさとご飯の香りが好評です。
台湾料理ではありませんが、遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)にはこうした「これまで台湾まで来なかった海外の人気店」が多く集まっています。
台湾で今どのような海外グルメが注目されているのかを見てみるのも面白いでしょう。
APINARA(アピナーラ)

8階「星饗藝廊(シンシアン・イーラン)」にある「APINARA(アピナーラ)」は、台湾でも展開しているタイ料理店「NARA Thai Cuisine」の新しいコンセプトブランドです。
遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)店が台湾初店舗で、「一席嚐盡泰國四境(イーシー・チャンジン・タイグオ・スージン)」をテーマに、タイ各地域の料理を楽しめます。
実際に試営業中に訪れた人のレビューでは、店内のインテリアや食器などは好評。
料理では、揚げたエビを使った「香茅炸蝦球(シアンマオ・ジャーシアチウ)」が特に高く評価され、外側のサクサクした食感とエビの甘みがおいしいです。
また、11時30分に順番待ちを登録して入店できたのが12時40分だったケースもありオープン直後はかなり混雑しているようです。
APINARA(アピナーラ)を目的に訪れるなら、事前に予約状況を確認しておくとよいでしょう。
8階の「Tea Garden」から台北101(タイベイ101)を見るのもおすすめ
食事やショッピングだけでなく、遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)へ行ったら8階にも立ち寄ってみてください。
8階には大きな窓があり、台北101(タイベイ101)や信義区(シンイー・チュー)の街並みを眺めることができます。
景観レストランに入らなくても「Tea Garden」の休憩スペースから景色を見ることができるため買い物の最後に休憩する場所としてもおすすめです。
特に夕方に訪れると、明るい時間の台北101(タイベイ101)から、少しずつ街に明かりがつく様子まで楽しめます。
「莫內花園(モーネイ・ホアユエン)」という名前のとおり、7~8階には植物や水辺、アートなどを取り入れた空間も作られています。
一般的な百貨店で買い物をするというより、館内を歩きながら景色や空間そのものを楽しめるようになっているのも遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)の特徴です。
遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)へのアクセス
遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)の最寄り駅は、台北MRT板南線(バンナン・シエン)「國父紀念館駅(グオフー・ジーニエングアン駅)」です。
4番出口、5番出口のどちらからでもアクセスできますが5番出口からは地下の商業エリアにつながっています。
雨の日や気温の高い夏でも、屋外を歩く時間を短くできるため便利です。
遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)はかなり広いため初めて訪れる場合はすべてを一度に回ろうとせず、
B2でグルメやスイーツ
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3階でカフェ
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5階で親子エリア
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6階の三麥茶樓(サンマイ・チャーロウ)
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7~8階でレストランや台北101(タイベイ101)の景色
というように、興味のある場所を選びながら回るのもおすすめです。
まとめ
2026年8月に「莫內花園(モーネイ・ホアユエン)」が加わり4つのエリアがそろった「遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)」。
映画やスポーツブランドが集まる「光之花園(グアンジー・ホアユエン)」、大型商業施設の「莫內花園(モーネイ・ホアユエン)」地下商店街の「花園綠廊(ホアユエン・リュイラン)」レストランが並ぶ「食尚庭園(シーシャン・ティンユエン)」と、それぞれ違った楽しみ方ができます。
なかでも「莫內花園(モーネイ・ホアユエン)」には、神乃珈琲(カンノコーヒー)の海外初店舗、台湾茶を料理に取り入れた三麥茶樓(サンマイ・チャーロウ)、シンガポールのChatterbox Café(チャターボックス・カフェ)、台湾初出店のAPINARA(アピナーラ)など、これまで台湾ではなかなか出会えなかった新しい店が集まっています。
単に有名店の数が多いだけではなく、海外初出店、台湾初出店、新ブランド、台湾限定メニューなど「ここへ行ってみたい」と思える特徴を持つ店が多いのが面白いところです。
台北(タイベイ)旅行で夜市や小籠包などの定番だけでなく、今の台北(タイベイ)でどんな場所やグルメが注目されているのかを見てみたい人は、台北大巨蛋(タイベイ・ダージューダン)と遠東Garden City(ユエンドン・ガーデンシティ)を散策してみてください。

