
台湾の朝の活気を象徴するメニューといえば、まず思い浮かぶのはダンビンや鹹豆漿(シェントウジャン)ですが、台湾の飯糰(ファントゥアン)もぜひおすすめしたい朝ごはんです。
日本のおにぎりとはひと味もふた味も違う台湾式おにぎりの魅力と、台北でぜひ訪れてほしい名店をご紹介します。
台湾おにぎり「飯糰(ファントゥアン)」って日本のおにぎりと違うの?
台湾の街角で、透明なビニールに包まれたずっしりと重い俵型のおにぎりを見たことはありませんか?それが「飯糰(ファントゥアン)」です。最大の特徴は、その食感の違いや具材の多さにあります。 日本のおにぎりはふっくらした白米が主役ですが、台湾式はもち米がベース。さらに健康志向の人には、プチプチとした食感が特徴の黒米も大人気です。中に入っている具材も独特で、以下のようなものがぎっしりと詰め込まれています。
油條(ヨウティアオ): サクサクした台湾式の揚げパン。
肉鬆(ロウソン): 甘じょっぱい、ふわふわの肉でんぶ。
酸菜(サンツァイ): シャキシャキした漬物。
滷蛋(ルーダン): 味が染みた煮卵。
これらが一口ごとに混ざり合い、甘じょっぱさとサクサク・もちもちした食感が一度に味わうことができます。
台北で外せないおすすめの名店 5選
青島飯糰(チンダオファントゥアン)

台北駅のすぐ近くにあり、朝から行列が絶えない超有名店です。回転が早いので並んでいてもスムーズに購入できます。ここの魅力はなんといってもボリューム。注文を受けてから、溢れんばかりの具材を驚くべきスピードで美しく握り上げます。白米か紫米かを選べます。迷ったらまずはここへ行けば間違いありません。
員林商店(ユエンリンシャンディエン)
こちらは黒飯糰(ファントゥアン)のみ。 おばあちゃんが作る飯糰(ファントゥアン)が大人気のお店でお米の炊き加減と具材の一体感が抜群です。こちらの黒飯糰(ヘイファントゥアン)は少し他のと比べて小さめで具材も少なめなので旅行中に朝ごはんをハシゴしたい方にもおすすめです。
飯糰覇(ファントゥアンバー)
こちらも台北駅エリアで人気の実力派で青島飯糰(チンダオファントゥアン)のすぐ近くにあるので飯糰の食べ比べができます。油條(ヨウティアオ)・肉鬆(ロウソン)卵・高菜など具材がぎっしり入っていてボリューム満点なので色々なものを食べたい旅行中はシェアして食べる方がいいかもしれません。
劉家飯糰(リゥジャーファントゥアン)
こじんまりとしたお店ですが地元の常連で賑わうお店です。地元の方に人気ということもありお値段もお手頃。派手さはありませんが、ひとつひとつが丁寧に作られており、中の揚げパンはサクサクでピリ辛の高菜も食欲をそそります。
丸本丸飯糰早餐(ワンベンワンファントゥアンザオツァン)
ワンオペでひとつひとつ丁寧に作られているため、出来上がりまで少し時間がかかります。時間に余裕があるときに訪れるのがおすすめです。こちらで飯糰(ファントゥアン)と一緒に注文してほしいのが密西羹(ミーシーゲン、米粉のとろみのあるスープ)。ニンニクが効いていてとても美味しいです。
飯糰(ファントゥアン)の楽しみ方
まずは「黒米」を試してみる: もしメニューに「黒米」や「紫米」があれば、ぜひそちらを試してみてください。その独特のプチプチとした食感は、日本ではなかなか味わえません。
公園でピクニック: 台湾の朝の空気を感じながら、近くの公園で食べるのが最高に贅沢な過ごし方。地元の人たちの日常を眺めながら頬張るおにぎりは、格別の味がします。
「鹹豆漿(シェントウジャン)」と一緒に: ぜひメニューにあれば一緒に、温かい豆乳にお酢や小えびを加えた「鹹豆漿(シェントウジャン)」を買ってみてください。これこそ台湾の定番朝食。飯糰(ファントゥアン)との相性も抜群です。
まとめ
日本のおにぎりはシンプルですが、台湾の飯糰(ファントゥアン)は具沢山で、まったく別の魅力を持つ食べ物です。
