最近のガソリン価格・その後編(2026年5月版)

どもども皆様こんにちは。MPの独り言の時間がまたやってまいりました。
先月、ロサンゼルス近辺のガソリン価格について書いたのですが、あれから1ヶ月。
「いや、落ち着くどころか、むしろ上がってない?」という状況になっております。

■ 1. 先月 → 今月の価格の変化
先月の記事では、近所のガソリンスタンドが $5.99(キャッシュ) と書きましたが、
今月に入ってからは $6.10〜$6.30 を見ることが増えてきました。

カード払いだと当然 6ドル半ば に突入。
2022年のピーク(6.16〜6.23)にじわじわ近づいてきている感じです。

AAA の最新データ(2026年5月上旬)でも、
 ・ロサンゼルス・ロングビーチ平均:6.10〜6.20ドル台
 ・カリフォルニア州平均:5.95〜6.05ドル台
と、先月よりさらに数十セント上昇しています。

■ 2. なぜまた上がっているのか?
先月の記事でも触れましたが、要因は大きく分けて2つ。

(1) 原油価格の上昇が続いている
 ・ホルムズ海峡の緊張は依然として続いており、原油価格は高止まり。
 ・夏のドライブシーズン前で需要も増えるため、価格が下がる気配がありません。

(2) カリフォルニア特有の事情がさらに効いてきた
 ・夏用ガソリン(Summer Blend)への完全切り替え
 ・製油所のメンテナンス時期
 ・そして何より 製油所の閉鎖ラッシュ

先月書いた通り、
 ・Phillips 66 LA Refinery → 2025年末〜2026年初頭に操業停止
 ・Valero Benicia → 2026年4月までに停止

これらの影響が いよいよ本格的に価格に反映され始めた 感じがあります。

供給が減る → 他州・海外から運ぶ → コスト増 → 価格上昇
という、非常にシンプルで避けられない構造です。

■ 3. 地域差も広がってきた
LAって地域ごとにガソリン価格がバラバラなんですが、最近はその差がさらに大きくなってきました。

 ・ダウンタウン周辺:$6.20〜6.40 なんかもう「観光地価格」みたいな顔して普通に高い。
 ・トーランス:$6.00〜6.20 まだ比較的マシ。企業エリアが多いからか、妙に頑張ってるスタンドがある。
 ・ロングビーチ:$6.05〜6.25 港町パワーでちょっと安いところもあるけど、油断すると普通に高い。

地域によっては $5.90台が奇跡的に残ってる場所 もあるんだけど、もはやそれを見つけた瞬間は RPG のレアアイテム発見レベル。

「安いスタンドを探す」=LA住民のサバイバルスキル
これはもう完全に定着したと言っていいかも。

■ 4. 今後どうなるのか?
短期的には、残念ながら もう少し上がる可能性 が高いです。

 ・夏の需要増
 ・原油価格の高止まり
 ・製油所閉鎖の影響が本格化
 ・カリフォルニアの環境規制は緩和されない

これらが重なっているため、「6ドル台前半が当たり前」という時代に入った感があります。

ただし、原油価格が落ち着けば 6月後半〜7月に少し下がる可能性 もあります。
とはいえ、カリフォルニアの構造的な問題は解決しないので、
長期的には“高いまま”が基本路線でしょう。

■ 5. まとめ

先月の記事を書いた時点では「6ドル台に乗ったか…」という感覚でしたが、 今月はもう「6ドル台が定着したな」という印象です。

製油所の閉鎖が続く以上、 カリフォルニアのガソリン価格は今後も不安定な状態が続きそうです。