台湾土産の定番「パイナップルケーキ」

台湾土産と聞いて、多くの人が思い浮かべるもののひとつが、パイナップルケーキです。四角い焼き菓子の中に餡を包んだこのお菓子は、いまや台湾を代表する定番みやげとして広く知られています。

パイナップルケーキが台湾の定番お土産になった経緯

台湾のパイナップルを語るとき、缶詰産業の存在も外せません。台湾のパイナップルを語るうえで、缶詰産業の歴史は重要です。台湾はかつてパイナップル缶詰の輸出で大きな地位を占め、その後は生食向け品種の育成も進みました。そうした流れのなかで、パイナップルは台湾でより身近な果物となりました。また台湾では、パイナップルは台湾語の発音「旺来(オンライ)」から「福やよい運気がやって来る」という縁起のよいイメージと結びつけて語られることがあります。そのためパイナップルケーキは、台湾らしいお菓子であるだけでなく、贈り物としても親しまれてきました。

「鳳梨酥(フォンリースー)」と「土鳳梨酥(トゥーフォンリースー)」は違う

パイナップルケーキを選ぶときにまず知っておきたいのが、「鳳梨酥(フォンリースー)」「土鳳梨酥(トゥーフォンリースー)」の違いです。
昔ながらの鳳梨酥(フォンリースー)は、パイナップルに冬瓜などを合わせた餡を使うタイプです。鳳梨酥(フォンリースー)の原材料に冬瓜、麥芽糖(ばくがとう)、鳳梨(フォンリー)などが入っており。滑らかでまとまりのある餡になりやすく、伝統的なスタイルとして今も親しまれています。

一方の土鳳梨酥(トゥーフォンリースー)はパイナップルのみを使用し、酸味と繊維感が強いのが特徴

お土産で買うときは「鳳梨酥(フォンリースー)」と「土鳳梨酥(トゥーフォンリースー)」どちらも購入してどちらが好みなのか試してみるのもいいと思います。

おすすめのパイナップルケーキ

微熱山丘(ウェイルーシャンチョウ)

台北土産の定番として名前が挙がることが多い有名店です。原味佳德鳳梨酥のほか、鳳黃酥や蔓越莓鳳梨酥などもあり種類の豊富さも魅力です。
1ヶ月くらい日持ちするので、お土産にぴったりです

台北犁記(タイペイ・リーチー)

「鳳梨酥(フォンリースー)」と「土鳳梨酥(トゥーフォンリースー)」の両方を扱っているお店伝統系と果実感重視の違いを食べ比べたいときに向いています。
高級感がありお箱のデザインもこっていて、映えるのでこちらもお土産におすすめです。

but we love butter

松山空港から徒歩で行けるパイアップルケーキのお店です。お店に到着すると暖かいお茶とパイナップルケーキを無料で提供してくれます。一口食べるとバターのとてもいい香りが広がります。値段は少し高めなのですがフランスのエシレバターを使っているとのことなのも納得のおいしさです。

おすすめの食べ方

台湾茶と一緒に

パイナップルケーキは、そのまま食べても十分おいしいお菓子ですが、まず試したいのは台湾茶と合わせる食べ方です。特に烏龍茶や鉄観音のような香りのあるお茶は、生地のバター感と餡の甘酸っぱさをすっきりしてくれます。

食べ比べで違いを楽しむ

パイナップルケーキはブランドによって味が異なるため、一つだけでなく、食べ比べて自分好みのものを探すのもおすすめです。微熱山丘のような土鳳梨酥系、裕珍馨のような伝統寄り比べると、餡や生地の自分自身の好みを知ることができます。

賞味期限は短めのものもあるので注意

添加物を控えた商品は、比較的賞味期限が短いことがあります。お土産にするなら、旅の早い段階で買うより、帰国日が近いタイミングで買うほうが無難です。

まとめ

台湾へ行ったら、ぜひいくつかのお店のパイナップルケーキを食べ比べてみてください。
同じ「パイナップルケーキ」でも、お店ごとに餡の甘さや酸味、皮のほろほろ感、バターの香りが少しずつ違います。
食べ比べてみると、それぞれのお店のこだわりが感じられて、新たな発見があるはずです。