花蓮(ホアリエン)台湾東部の絶景景色

台湾旅行というと、台北の街歩きや夜市、九份のようなレトロな風景を思い浮かべる人が多いかもしれません。けれど、台湾の自然をしっかり感じたいなら、東部の花蓮(ホアリエン)はぜひ候補に入れたい場所です。

花蓮は、山と海の距離がとても近い街です。少し移動するだけで、深い渓谷、切り立った崖、広い海岸、そしてにぎやかな夜市まで楽しむことができます。都市観光とは違う、台湾のスケールの大きさを感じられる場所です。

花蓮(ホアリエン)の定番観光地、太魯閣(タロコ)

花蓮(ホアリエン)観光でまず名前が挙がるのが、太魯閣(タロコ)国家公園です。

太魯閣(タロコ)は、台湾東部を代表する自然スポットで、花蓮(ホアリエン)市内から車で40分ほどの場所にあります。公園内には大きな峡谷があり、立霧渓(リウーシー)の流れが長い年月をかけて岩を削り、迫力のある景色を作り出しています。

実際に訪れると、自然の力に圧倒されるような場所です。高くそびえる岩肌、谷の間を流れる川、山に囲まれた道。写真で見るよりも、現地で見るほうがずっと迫力があります。

アクセス方法は、チャータータクシー、現地ツアー、台湾好行(タイワンハオシン)の路線バスなどがあります。何人かで行くならタクシーも便利ですが、一人旅や費用を抑えたい場合は、路線バスを利用して自分のペースで回るのもよいと思います。

海と崖の迫力を感じる清水断崖(チンシュイ・ドゥアンヤー)

花蓮(ホアリエン)でもうひとつ外せない絶景が、清水断崖(チンシュイ・ドゥアンヤー)です。

ここは、山がそのまま海へ落ちていくような地形が特徴です。高い崖のすぐ下に太平洋が広がっていて、海の青さと岩壁の迫力を同時に楽しむことができます。

清水断崖(チンシュイ・ドゥアンヤー)は、少し怖さを感じるほどダイナミックな場所です。昔は道も狭く、移動が大変だった場所だと言われていますが、その険しさがあるからこそ、今も多くの人を惹きつけているのだと思います。

高い場所が苦手な人は少し緊張するかもしれませんが、一度見ると忘れられない景色です。

のんびり海を眺めるなら七星潭(チーシンタン)

七星潭(チーシンタン)は、花蓮(ホアリエン)で海をゆっくり楽しみたいときにおすすめの場所です。

砂浜ではなく、丸い石が広がる海岸で、波の音を聞きながら散歩するだけでも気持ちのいい場所です。海の色もきれいで、天気がいい日は遠くまで広がる太平洋を眺めることができます。

七星潭(チーシンタン)は、泳ぐための海岸ではなく波が高いため遊泳は禁止されており景色を眺めたり、写真を撮ったり、海沿いを歩いたりする場所です。

また、海岸の石が特徴的ですが、石は持ち帰らないように注意が必要です。現地では、石を積むと願いが叶うという話もあるそうですが、景色を守るためにも、その場で楽しむだけにしたいですね。

海岸沿いにはサイクリングロードもあるので、時間があれば自転車で走ってみるのもよさそうです。

夜は東大門夜市(ドンダーメンイエシー)へ

自然を満喫したあとは、花蓮(ホアリエン)市内*東大門夜市(ドンダーメンイエシー)に行くのもおすすめです。

東大門夜市(ドンダーメンイエシー)は、花蓮(ホアリエン)を代表する大きな夜市です。福町夜市(フーディン イエシー)、各省一條街(グーシェン イーティャオ ジエ)、原住民一條街(ユエンジューミン イーティャオ ジエ)などのエリアがあり、屋台の数も多く、食べ歩きだけでなくゲームやパフォーマンスも楽しめます。

屋台グルメでは、東麥局燒番麥(ドンマイジュー・シャオファンマイ)という焼きとうもろこしのお店が人気です。長く花蓮(ホアリエン)で親しまれている老舗で、行列ができることもあるそうです。花東縦谷(ホアドン ゾングー)で採れた昔ながらのとうもろこしを使い、特製のたれを塗って香ばしく焼き上げるのが特徴です。

とうもろこしは、やわらかめ、硬め、もちもち系など、好みに合わせて選べるそうです。辛さも選べるので、迷ったときはお店の人に聞いてみるのもよさそうです。甘じょっぱいたれの香りと、焼きたてのとうもろこしの食感は、夜市らしい一品です。

また、歩き疲れたときに飲みたいのが、福町本舖檸檬汁(フーディン ベンプー ニンモンジー)です。レモンを使ったさっぱりしたドリンクで、夜市を歩きながら飲むのにぴったりです。甘いものやこってりしたものを食べたあとに飲むと、口の中がすっきりします。

花蓮(ホアリエン)観光の楽しみ方

花蓮(ホアリエン)は、昼と夜で楽しみ方が変わる場所です。

昼間は、太魯閣(タロコ)や清水断崖(チンシュイ・ドゥアンヤー)、七星潭(チーシンタン)で自然を満喫する。夜は東大門夜市(ドンダーメンイエシー)で食べ歩きを楽しむ。この流れで回ると、花蓮(ホアリエン)らしさを感じやすいと思います。

また、花蓮(ホアリエン)の観光地はそれぞれ少し離れているので、事前に移動方法を考えておくと安心です。効率よく回りたいならツアーやチャーター、自分のペースでゆっくり楽しみたいなら路線バスを使うなど、旅のスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

まとめ

花蓮(ホアリエン)は、台湾の自然の大きさを感じられる街です。

太魯閣(タロコ)の峡谷、清水断崖(チンシュイ・ドゥアンヤー)の海岸線、七星潭(チーシンタン)の静かな海、そして東大門夜市(ドンダーメンイエシー)のにぎわい。同じ花蓮(ホアリエン)の中でも、まったく違う景色と雰囲気を楽しむことができます。

台北とは違う台湾を見てみたい人、自然の中でゆっくり過ごしたい人には、花蓮(ホアリエン)はとてもおすすめの場所です。台湾東部ならではの雄大な景色を、ぜひ一度味わってみてください。